梅田阪神百貨店 「鳥山明 The World of ドラゴンボール」展('13.4.22)

梅田の阪神百貨店で開催されている「鳥山明 The World of DORAGON BALL」展('13.4.17~4.23まで。入場料500円)に行ってきました。
この展覧会はドラゴンボールZの新作映画公開記念として、カラーイラストをはじめコミック原画、カラーイラスト、セル画、設定資料など約300点が展示されています。
会期が1週間と短く、行った日は日曜とあって絶対混むだろうなと予想して開店と同時に行ったのですが、予想通りすごい人気で百貨店の入口でも既に待っている人がたくさん

会場の入口に行くと更に人が多く、あっという間に長蛇の列。
私が会場を出る頃には、チケットを買う列が階段に沿って下の階までいってました。
その客層も親子連れから、中高大生、若いカップル、私たちのようなおっちゃん・おばちゃんまで様々

やっぱりドラゴンボールはみんなから愛されているのですね。

中に入ると、コミック原画がずらりと展示されています。
鳥山明さんの原画ってきれいですね。
読むやすくて思わず読みふけってしまいました(笑)。
DB(ドラゴンボール)で、好きなキャラはやっぱり悟空

そしてピッコロさんとべジータです

人は氏(遺伝要因)か育ち(環境要因)かという話がよくされますが、元は他民族を虫けら同然に思っている戦闘民族のサイヤ人が、地球人の中で暮らすうちに人の心や立場を理解し協調性を持つようになる。
悟空は小さい時に頭を強く打ってそれから粗暴さがとれて健やかな子どもになったのですが、べジータが変わっていったのは悟空をはじめ地球人たちとの戦闘という形を含めた様々な交流の結果であると思います。
ピッコロさんもしかり。
DBでは、人が変わっていく(成長)ところが良いんですよね。
DBでは、多くのキャラが人の交わりの中で変わっていきます。
それが極悪人であっても。
だからこそ、人を変えるためには誰もが持っている善人の心を少しずつ分けてもらうことが必要なのだと思いました。
元気玉というのは、ただ破壊する力というのではなく、大きなメッセージを相手につきつけるという意味合いなのでしょうね。
そこには、それを受け止めて変わって欲しいという願いが込められているのでしょう。
久しぶりにDBを見て、私はそう受け止めました。

最終話、魔人ブウの生まれ変わりの少年ウーブを連れて悟空は旅立っていきます。
多分、悟空が様々なものを見せ、様々な人と交流させてウーブを魔人へと変身させないように成長させるのでしょう。
人は環境によっていくらでも変わることができる。
人の心には必ず健やかな善を持っている。
それを信じて、多くの人と交流して仲間を作ってくださいというのが、ドラゴンボールを通じて鳥山さんが伝えたかったメッセージではないかと今回の展覧会を見て思いました

展覧会場には、もちろんDBのフィギュアもありました。
私はミスターブウの人形がかわいくて欲しいなと思いました

かめはめ波を撃っている写真を撮れるコーナーもあり、めちゃ撮りたかったのですが、大勢の子どもたちの前でポーズを取るのはさすがに恥かしく断念。
残念でした(笑)。
大人も子どもも大好きなドラゴンボールがてんこ盛りのこの展覧会、今日(4/23)の16時までです。
楽しい展覧会でしたよ

阪神百貨店
住所:大阪市北区梅田1-13-13 TEL:06-6345-1201
時間:10時~20時(最終日は17時まで。入場は各閉場の30分前まで)
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