京都 中信美術館 「はんなり 京を紡ぐ」展

綾綺殿でランチをした後、中信美術館に行ってきました

こちらでは「はんなり 京を紡ぐ-現代作家による京都百景展-」('13.2.19~3.17まで。入館料無料)が開催されています。
京都府所蔵の絵画「京の百景」、「京の四季」、「いのち賛歌」より、京都美術文化賞受賞者ならびに財団関係者の作品25点が展示されています。
この展覧会、良かったです


ちょっとチラシがなかったので、看板を拡大したものですが、左上が堂本元次の「花映りて水匂う」、その下が岩倉寿の「里」、右が入江酉一郎の「都をどり」です。
どれもはんなりと美しいです。
入江さんの作品は計3点あったのですが、中でも「家族」という作品はお猿さんの家族が真ん中にチンと並んで描かれているのですが、めちゃかわいいです。
たっぷりの余白には花が飛んでたりして、メルヘンでした

私の好きな画家、竹内浩一さんの作品も3点展示されてました。
「淀城跡」は、竹内さんには珍しい風景画です。
「忘人」は、ハゲコウかな?お得意の動物・鳥を描いた作品です。
もう1枚の「雨ま音」という作品は、高雄口の駅舎が雨に打たれている様子が優しい色使いで少し幾何学的に描かれており、心惹かれました。
雨は苦手なのですが、優しい雨という印象で暖かでした

中信美術館といえば石本正です。
今回の作品は「清水三年坂(産寧坂)」という風景画です。
石本さんは、私はあまり風景画を知りませんので珍しかったです。
展示数はそんなに多くはありませんが、京都らしいはんなりとした展覧会でした。
良かったです。
3/17までですが、おススメですよ

中信美術館
住所:京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136-3 TEL:075-417-2323
開館時間:10時~17時(入館は16時45分まで) 休館日:月曜日、展示替期間
スポンサーサイト