奈良 しあわせ回廊なら瑠璃絵

奈良の東大寺・春日大社・興福寺を灯篭などでつなぐ夜間イベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵」('13.2.8~2.14まで。点灯時間18時~21時)に行ってきました。
2010年から開催されて今年で3回目だそうです。
ちょっといつもにもましてピンボケの写真ばかりだったのですが、その中から多少マシなのを載せました

雰囲気だけでも味わっていただければと思います。
私たちが最初に行ったのは東大寺の戒壇院の夜間拝観(17時~20時半まで。拝観料500円)ですが、ここの写真は全然でしたので写真はないのですが、四天王さま、やっぱりカッコイイ!
夜間だと人が少ないのでゆっくりお目にかかることができます。
戒壇の周りを一巡することができるのですが、3回も周ってきました(笑)。
私の大好きな廣目天さま、筆を持たれているのですが、筆先が墨を含んでいるかのように黒い。
天平時代の写実性、おそるべしです。
それにポーズが美しい

エルグレコも逆S字ポーズが美しいと言ってましたが、こちらの四天王さまのポーズもS字や逆S字になっていて、やはり美の基準は古今東西共通なのだなと思いました。
あまりに心を掴まれて立ち去り難かったのですが、団体さんが来られたので次に向かいました。

こちらは東大寺の南大門です。


仁王さま、写真がイマイチなので伝わらないかもしれませんが、夜間に見るとシルエットがはっきりしていて、ものすごい迫力です。
カッコイイ~!
やっぱり昼間と夜間では全然雰囲気が違いますね。
この奥の中門の兜跋毘沙門天像と持国天像もすごく厳かだったのですが、こちらの写真も残念ながらボケボケでした

やはり写真ではなく、自分の目で見るのが一番ですね(と言い訳・言い訳。笑)。

仏教美術資料研究センターの前で夜参り提灯ツアーの受付(最終19時半まで随時。無料)をしています。
ちょっと時間がなかったので参加しませんでしたが、提灯を持って歩くなんて楽しそうでした。

春日大社の参道には、上にミラーボールみたいなものがつらさがっており、そのボールに光があてられ地面に光が映っています


ミラーボールが風に揺られ、地面の光も変わって昔のディスコみたいです。
この方法、木に電飾をいっぱい付けるのではないので、木の負担が少なくて良いと思います。
春日大社の参道がこんな風に変身するなんてびっくりです



こちらも春日大社の参道に作られたゲート(?)です。
ノリの良い音楽に合わせて、光が色々変わります。
ここは本当に春日大社の参道でしょうか(笑)?

春日大社です。
全部の吊灯篭に灯りをつける万燈籠は、通常お盆の時期しかされないのですが、今回灯りが点されるということで参拝することにしました(17時~20時半まで。特別参拝500円)。

神秘的です

ここでもたくさんの写真を撮ったのですが、ほぼ全部の写真がボケボケです。
きれいな透かし模様の灯篭がたくさんあったのに、全部ピンボケで悔しい


やはりこちらも実際に行ってみないと神秘性が伝わりませんね。

最後にメイン会場の浅茅が原に行きました。

丸い球の電飾、よく見ると点滅する部分が花の形になっておりかわいい


冬七夕ツリーには花短冊に願い事を書き、飾ることができるみたいで(1枚100円)、かわいい花短冊が飾られていました。
派手さはそんなにありませんが、その方が奈良らしくて良いです

空は星がきれいですし、地面にはたくさんの小さく素朴な灯りが光の道を作っています。
昼間とはまた違った神秘的で厳かな奈良を体感できました

このイベントは明日(2/14)までです。
良かったですよ。
温かくして見に行ってみてくださいね

しあわせ回廊なら瑠璃絵
期間:'13.2.8~2.14 会場:奈良公園一帯 点灯時間:18時~21時
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