岩屋 BBプラザ美術館 「T氏コレクション」展
楽しかった私の夏休みが終わってしまいました。
明日(8/1)からまた仕事・・・
もっと遊びたい、ぜったい、とぅたいっ!たいっ!たいっ!と、じょいふる風に言っても、夏休みは増やしていただけませんよね(笑)。
でも、先日2泊3日で山口に遊びに行ってきました
楽しかった~。
旅行記は、旅行前に観た展覧会の記事をアップしてからになりますので、少し先になりますが、楽しみにしていただけるとありがたいです

さて、今回紹介させていただくのは、神戸岩屋にあるBBプラザ美術館です。
この美術館は、そんなに大作の展示はないのですが、すごく趣味の良い作品の展示が多くて、私のお気に入りの美術館の一つです

今回の展覧会は、「T氏コレクション 内外の近現代絵画と彫刻たち」展(前期'11.6.7~7.10、後期'11.7.12~8.21まで。入館料300円)です。
近畿在住のT氏という蒐集家が集めた作品300点を、兵庫県下の4つの美術館(あさご芸術の森美術館、アートホール神戸、兵庫県立円山川公苑美術館、BB美術館)で、それぞれの美術館の視点でチョイスし公開するという、ちょっと面白い形式だったみたいです。
作品は美術館の自由選択なので、もしかしたら4つの美術館共通で展示された作品もあったかもしれませんし、1回きりの作品もあったかもしれませんが、4つの美術館を全部まわると300点全部観れるようになっていたみたいです。
もう既に他の3つの展覧会は終了していて、BBプラザ美術館が最後みたいです。
それも前期は終わっていて、今は後期です。
前期は、上のチラシのような作品が展示されていたみたいですが、前期のメインは浜口陽三の作品だったみたいです。
私は、この企画自体を知らなくて、他の3館もBBプラザの前期も見逃してしまいました。
残念!
でも、この後期の展示がものすごく良かったのです!!

後期の作品は、このチラシに載っている作品がそうなんですが、いい作品がいっぱい!
個人が蒐集された作品なので、おうちのソファに座ってゆったり楽しめるぐらいの大きさの作品が多く、奇抜な作品というよりは、観て美しいな、ずっと眺めていたいなと思うような作品ばかりで、観ていて心が落ち着きました
本当に良い作品ばかりです
載せているチラシが小さく作家名までわからないかもしれないので、念のため書いておきますと、左上の「栗」は岡鹿之助です。
いがの部分が普通は尖がっていて痛そうなんですが、このいがは柔らかそうで優しい絵でした。
ブログに載せると色も暗くなってしまいましたが、実際に観るともう少し明るくきれいですよ。
上真ん中は菅井汲「NIWA」、右上は絹谷幸二「回り舞台の人々」です。
絹谷幸二の作品は、少しシャガールを思わせました。
中段左は鳥海青児の「ピカドール」、右は鈴木治の「馬」です。
この2つは似てます(笑)。
下段左は高山辰雄「少女」です。
ここの美術館は高山辰雄が好きなので、この作品ははずせないでしょうね(笑)。
真ん中の福田平八郎の「竹」は、実際に観るとすごく立体的なんですよ。
観に行かれたら、ご自分の目で確認してくださいね。
下段右は、牛島憲之の「伊豆の漁港」は、パステル調の美しい絵でした。
この他にも、小野竹喬や奥村土牛、山本丘人、杉山寧、加山又造、そして私の大好きな竹内浩一など、どの作品も良かったです
私は今回初めて名前を知った画家なんですが、糸園和三郎の「寺院の広場」という作品にすごく惹きつけられました。
夕暮れ時のような時間帯に、大きな寺院の大きな柱の横を小さな修道女(?)が静かに歩いており、鳥が飛び回っているという絵なのですが、何がどうとは説明できないのですが、なんか心に響くものがありました。
この展覧会に行かれる方がいらっしゃいましたら、是非この絵をチェックして、感想をお聞かせくださいませ。
T氏は独自の審美眼でこれだけの作品を集められて、今回がコレクション初公開とチラシに書かれていましたが、全容を観るせっかくのチャンスを逃してしまい残念でした。
是非、またいつか300点全部をBBプラザ美術館で展示していただきたいです
この展覧会は、8/21までです。
美しい絵を観て静かな時間を過ごしたい方にオススメの展覧会です。
良かったですよ
BBプラザ美術館
住所:神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号BBプラザ2F TEL:078-802-9286
開館時間:10時~18時(入館は17時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始(12/27~1/4)、展示替え期間
明日(8/1)からまた仕事・・・

もっと遊びたい、ぜったい、とぅたいっ!たいっ!たいっ!と、じょいふる風に言っても、夏休みは増やしていただけませんよね(笑)。
でも、先日2泊3日で山口に遊びに行ってきました

楽しかった~。
旅行記は、旅行前に観た展覧会の記事をアップしてからになりますので、少し先になりますが、楽しみにしていただけるとありがたいです


さて、今回紹介させていただくのは、神戸岩屋にあるBBプラザ美術館です。
この美術館は、そんなに大作の展示はないのですが、すごく趣味の良い作品の展示が多くて、私のお気に入りの美術館の一つです


今回の展覧会は、「T氏コレクション 内外の近現代絵画と彫刻たち」展(前期'11.6.7~7.10、後期'11.7.12~8.21まで。入館料300円)です。
近畿在住のT氏という蒐集家が集めた作品300点を、兵庫県下の4つの美術館(あさご芸術の森美術館、アートホール神戸、兵庫県立円山川公苑美術館、BB美術館)で、それぞれの美術館の視点でチョイスし公開するという、ちょっと面白い形式だったみたいです。
作品は美術館の自由選択なので、もしかしたら4つの美術館共通で展示された作品もあったかもしれませんし、1回きりの作品もあったかもしれませんが、4つの美術館を全部まわると300点全部観れるようになっていたみたいです。
もう既に他の3つの展覧会は終了していて、BBプラザ美術館が最後みたいです。
それも前期は終わっていて、今は後期です。

前期は、上のチラシのような作品が展示されていたみたいですが、前期のメインは浜口陽三の作品だったみたいです。
私は、この企画自体を知らなくて、他の3館もBBプラザの前期も見逃してしまいました。
残念!
でも、この後期の展示がものすごく良かったのです!!

後期の作品は、このチラシに載っている作品がそうなんですが、いい作品がいっぱい!
個人が蒐集された作品なので、おうちのソファに座ってゆったり楽しめるぐらいの大きさの作品が多く、奇抜な作品というよりは、観て美しいな、ずっと眺めていたいなと思うような作品ばかりで、観ていて心が落ち着きました

本当に良い作品ばかりです

載せているチラシが小さく作家名までわからないかもしれないので、念のため書いておきますと、左上の「栗」は岡鹿之助です。
いがの部分が普通は尖がっていて痛そうなんですが、このいがは柔らかそうで優しい絵でした。
ブログに載せると色も暗くなってしまいましたが、実際に観るともう少し明るくきれいですよ。
上真ん中は菅井汲「NIWA」、右上は絹谷幸二「回り舞台の人々」です。
絹谷幸二の作品は、少しシャガールを思わせました。
中段左は鳥海青児の「ピカドール」、右は鈴木治の「馬」です。
この2つは似てます(笑)。
下段左は高山辰雄「少女」です。
ここの美術館は高山辰雄が好きなので、この作品ははずせないでしょうね(笑)。
真ん中の福田平八郎の「竹」は、実際に観るとすごく立体的なんですよ。
観に行かれたら、ご自分の目で確認してくださいね。
下段右は、牛島憲之の「伊豆の漁港」は、パステル調の美しい絵でした。
この他にも、小野竹喬や奥村土牛、山本丘人、杉山寧、加山又造、そして私の大好きな竹内浩一など、どの作品も良かったです

私は今回初めて名前を知った画家なんですが、糸園和三郎の「寺院の広場」という作品にすごく惹きつけられました。
夕暮れ時のような時間帯に、大きな寺院の大きな柱の横を小さな修道女(?)が静かに歩いており、鳥が飛び回っているという絵なのですが、何がどうとは説明できないのですが、なんか心に響くものがありました。
この展覧会に行かれる方がいらっしゃいましたら、是非この絵をチェックして、感想をお聞かせくださいませ。
T氏は独自の審美眼でこれだけの作品を集められて、今回がコレクション初公開とチラシに書かれていましたが、全容を観るせっかくのチャンスを逃してしまい残念でした。
是非、またいつか300点全部をBBプラザ美術館で展示していただきたいです

この展覧会は、8/21までです。
美しい絵を観て静かな時間を過ごしたい方にオススメの展覧会です。
良かったですよ

BBプラザ美術館
住所:神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号BBプラザ2F TEL:078-802-9286
開館時間:10時~18時(入館は17時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始(12/27~1/4)、展示替え期間
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