京都 祇園祭花傘巡行&烏丸三条千總ギャラリー('11.7.24 Sun)

昨日京都に行ったら、昨日は祇園祭の花傘巡行でした


花街の芸舞妓さんかな。


山鉾巡行の前祭(17日)と後祭(24日)が1966年から17日の合同巡行に一本化されて以来、後祭に代わる行事として行われているそうです。
花傘巡行のコースは、10時に八坂神社を出発し、四条通を通って河原町まで行き、そこから北に河原町通を通って市役所の前に行き、新京極通を通って御旅所に向い、御旅所から東に戻って12時頃八坂さんに帰ります。
私たちはたまたまだったのですが、四条通の時と新京極通の時にちょうど時間もよく花傘巡行が見れました。

子鷺、かわい~

祇園祭らしいお囃子とともに行列が歩いていくのを見るのは楽しいですね


行列をしばし見た後、本来の目的の展覧会巡りしてきました。
いろいろ行ったのですが、今回紹介するのは、烏丸三条の千總ギャラリーです。
私もここは初めて行ったのですが、烏丸三条の伊右衛門カフェの中から2階に上ります。
千總は、450年の歴史を持つ京友禅の老舗のお店です。
その千總さんが所蔵する約 20,000 点の小袖や屏風、掛け軸、染織品などを、テーマを設けて順次無料で公開されているみたいです。


今回のテーマは、「日本美人に会いたい」('11.7.9.27まで。入場無料)です。
私も日本美人に会いたかったので行ってきました(笑)。
歌麿や清長の縦長浮世絵から始まり、小袖や友禅、岸竹堂の絵などが展示されてました。
さすがは友禅のお店、着物地の上に浮世絵が展示されています。
おしゃれですね。
作品もほとんどが人物より着物がメインの作品になっています。
私の思っていた美人とは少し違いましたが、やはり美人の条件には着物が欠かせないんだなと思いました。
最後の岸竹堂の諸行無常の絵が含蓄を含んでいて面白かったですね。
行った時におばちゃん3人組が大きな声でおしゃべりをして、展示会場の素敵な静けさをぶち壊していたのが残念でした。
展示数は少なかったですが、都会の喧騒を忘れさせてくれるギャラリーでしたよ

千總ギャラリー
住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80千總本社ビル2階 TEL:075-211-2531
開館時間:10時~19時 休館日:水曜
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