神戸市立博物館 「大英博物館古代ギリシャ展」
ふと国立西洋美術館のHPを見たら、大英博物館の古代ギリシア展を開催していると書いてあります。
うん?この展覧会、神戸でやっていた展覧会よね。あれ?ブログ記事を書いたっけ??
と、思って自分のブログを調べてみたら、
わ~、書くのを忘れてる!!
いや~、ちょっと言い訳させていただくと、この展覧会、神戸では3ヶ月開催されていたのです。
で、私は結構早い時期に観に行って、まだまだ期限があるからと会期終了間近の展覧会を先に紹介しているうちに、コロッと忘れてしまったみたいです
神戸ではとっくに終わってしまったのですが、現在東京の国立西洋美術館で開催中('11.7.5~9.25まで)ですので、簡単に紹介しておきますね

神戸市立博物館で開催されていた「大英博物館古代ギリシア展-究極の身体、完全なる美」展('11.3.12~6.12まで。観覧料1500円)、ちょうど行った時は大雨が降っていて、建物と看板の写真も撮ってなかったようです
でも、中に今回のメインの「円盤投げ(ディスコボロス)」の大きなパネルが設置してありましたので、それは撮ってきましたよ
展覧会の内容は、大英博物館のギリシャコレクションから日本初公開の「円盤投げ」を含めた彫像、レリーフ、壷など135点の展示となっています。
大英博物館やルーブル美術館などは、すごい美術品がそこら中に展示されており、どれに注目してよいかわからなくなってしまうのですが、このようにちょっと興味をひきそうなテーマにそって美術品をピックアップして観せてもらえると、今まで注目していなかった場合や好みが合う場合はわかりやすくていいですよね
今回は、身体の美に注目して選ばれた美術品です。
これらを見て思ったのは、やっぱり古代ギリシアは男性社会だったのだなということです。

「円盤投げ」のように、八頭身以上の抜群のプロポーションに鍛え上げられた筋肉のついた男性の肉体の究極美のような彫刻もありますが、「擬人化した葡萄の木とディオニュソスの酒宴」のように、顔もスタイルも女性のように美しい男性像もありました。
女性的な美しさをもった男性像が少なくなかったです。

かわって女性像の方は、チラシ左上のアフロディテ(ヴィーナス)像は、女性らしい美しさをもった像でしたか、「アフロディテの胸像」は、美しいのですがえらく男性っぽい顔付きです。
今回の女性像は女神像が多かったため神聖さがあるからか、女性像より男性像の方が色っぽい(笑)。
古代ギリシアでは、少年愛や男性同性愛が公然と認められていた時代なので、「美」といえば女性ではなく男性にあるとされていたのでしょうか。
でも、美しく造られた男性の彫刻は女性っぽいので、女性が美しいのはわかっていたのですが、古代ギリシアの男性はそれを認めたくなかったのかもしれませんね
彫刻の話ばかりしましたが、ギリシアといえば陶器の壷(アンフォラ)。
このアンフォラに描かれた絵が美しいのです
「ゲリュオンの牡牛の生け捕り」や「怪獣トリトンと戦うヘラクレス」、「ネオプトレモスのプリアモス王殺害」が私の今回のオススメです。
行かれる方はチェックしてくださいね。
あっ、そうだ!
彫刻で観てほしいのがもう1つありました。
「運動選手の頭部」です。
理想主義の極みのような文字通り頭部だけのイケメンです
女性の方、是非チェックしてみてくださいね。
さて、1枚目の円盤投げのパネルの写真に、小さな台が置いてあるのに気が付かれた方はいらっしゃるでしょうか。
そうです、ここで円盤投げのポーズをとることができるのです。

こういうちょっとした体験型は参加せずにはいられない性格なので、ちょっとやってみました(笑)。
全然腕が上ってませんね。
これでは円盤は遠くに飛びそうにないですね(笑)。
図録は2300円です。
大英博物館も良いですが、またギリシア本土に行ってみたくなるような展覧会でした
神戸市立博物館
住所:神戸市中央区京町24 TEL:078-391-0035
開館時間:10時~17時(金曜は19時まで。入館は各30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始、その他臨時休館有り
国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9時半~17時半(金曜は20時まで。入館は各閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日の火曜日が休館。今展覧会では7/18、8/15、9/19は開館。7/19、9/20は閉館)、年末年始(12/28~1/1まで)
うん?この展覧会、神戸でやっていた展覧会よね。あれ?ブログ記事を書いたっけ??
と、思って自分のブログを調べてみたら、
わ~、書くのを忘れてる!!
いや~、ちょっと言い訳させていただくと、この展覧会、神戸では3ヶ月開催されていたのです。
で、私は結構早い時期に観に行って、まだまだ期限があるからと会期終了間近の展覧会を先に紹介しているうちに、コロッと忘れてしまったみたいです

神戸ではとっくに終わってしまったのですが、現在東京の国立西洋美術館で開催中('11.7.5~9.25まで)ですので、簡単に紹介しておきますね


神戸市立博物館で開催されていた「大英博物館古代ギリシア展-究極の身体、完全なる美」展('11.3.12~6.12まで。観覧料1500円)、ちょうど行った時は大雨が降っていて、建物と看板の写真も撮ってなかったようです

でも、中に今回のメインの「円盤投げ(ディスコボロス)」の大きなパネルが設置してありましたので、それは撮ってきましたよ

展覧会の内容は、大英博物館のギリシャコレクションから日本初公開の「円盤投げ」を含めた彫像、レリーフ、壷など135点の展示となっています。
大英博物館やルーブル美術館などは、すごい美術品がそこら中に展示されており、どれに注目してよいかわからなくなってしまうのですが、このようにちょっと興味をひきそうなテーマにそって美術品をピックアップして観せてもらえると、今まで注目していなかった場合や好みが合う場合はわかりやすくていいですよね

今回は、身体の美に注目して選ばれた美術品です。
これらを見て思ったのは、やっぱり古代ギリシアは男性社会だったのだなということです。

「円盤投げ」のように、八頭身以上の抜群のプロポーションに鍛え上げられた筋肉のついた男性の肉体の究極美のような彫刻もありますが、「擬人化した葡萄の木とディオニュソスの酒宴」のように、顔もスタイルも女性のように美しい男性像もありました。
女性的な美しさをもった男性像が少なくなかったです。

かわって女性像の方は、チラシ左上のアフロディテ(ヴィーナス)像は、女性らしい美しさをもった像でしたか、「アフロディテの胸像」は、美しいのですがえらく男性っぽい顔付きです。
今回の女性像は女神像が多かったため神聖さがあるからか、女性像より男性像の方が色っぽい(笑)。
古代ギリシアでは、少年愛や男性同性愛が公然と認められていた時代なので、「美」といえば女性ではなく男性にあるとされていたのでしょうか。
でも、美しく造られた男性の彫刻は女性っぽいので、女性が美しいのはわかっていたのですが、古代ギリシアの男性はそれを認めたくなかったのかもしれませんね

彫刻の話ばかりしましたが、ギリシアといえば陶器の壷(アンフォラ)。
このアンフォラに描かれた絵が美しいのです

「ゲリュオンの牡牛の生け捕り」や「怪獣トリトンと戦うヘラクレス」、「ネオプトレモスのプリアモス王殺害」が私の今回のオススメです。
行かれる方はチェックしてくださいね。
あっ、そうだ!
彫刻で観てほしいのがもう1つありました。
「運動選手の頭部」です。
理想主義の極みのような文字通り頭部だけのイケメンです

女性の方、是非チェックしてみてくださいね。
さて、1枚目の円盤投げのパネルの写真に、小さな台が置いてあるのに気が付かれた方はいらっしゃるでしょうか。
そうです、ここで円盤投げのポーズをとることができるのです。

こういうちょっとした体験型は参加せずにはいられない性格なので、ちょっとやってみました(笑)。
全然腕が上ってませんね。
これでは円盤は遠くに飛びそうにないですね(笑)。
図録は2300円です。
大英博物館も良いですが、またギリシア本土に行ってみたくなるような展覧会でした

神戸市立博物館
住所:神戸市中央区京町24 TEL:078-391-0035
開館時間:10時~17時(金曜は19時まで。入館は各30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始、その他臨時休館有り
国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9時半~17時半(金曜は20時まで。入館は各閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日の火曜日が休館。今展覧会では7/18、8/15、9/19は開館。7/19、9/20は閉館)、年末年始(12/28~1/1まで)
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