京都国立博物館 「法然 生涯と美術」展('11.5.4 Wed)

京都国立博物館では「法然上人八百回忌 法然 生涯と美術」展('11.3.26~5.8まで。観覧料1400円)が開催されています。

入場制限はなかったのですが、入ったら人がいっぱい



内容は、法然上人の伝記の集大成ともいえる国宝「法然上人絵伝48巻」を中心に展示してあるのですが、絵巻物でも文章を読むかある程度内容を知っていないと、絵だけをチラッと見ても全然わかりませんね。
展示ケースの中に、内容を書いたものもあったのですが、人が多くてケースの前まで到達できず、人の頭越しに絵をチラチラ見るので精一杯。
なんのことやらさっぱりでした

でも彫刻はじっくり見ることができました

阿弥陀さまの仏像は、どれも良かったですよ。
とくに興善寺と浄土宗の阿弥陀如来立像は、端整で美しかったです。
快慶作の阿弥陀如来立像は、存在感のある落ち着いた重みのある阿弥陀さまでしたね。
当麻寺奥院の法然上人坐像でみる法然上人は、思ったより小柄な方でした。
図録は2300円でした。
結構分厚かったですよ。
博物館を出たのが15時半ぐらいだったのですが、まだ続々と人が入っていました。
法然上人って人気なのですね。

博物館の前にはツツジがきれいに咲いていました。

サツキの赤さが格別にきれいでした。
話は変わりますが、京博に東博のチラシが置いてあったのですが、今年の7月~9月に「空海と密教美術展」が開かれ、東寺の仏さまが東京に遠征に行かれるみたいですね。
私の大好きなイケメン帝釈天さまもお出掛けされるみたいで、さびしい~。
でも、帝釈天さまを360度グルリと拝めるなんていいな~。
京都でも同じ展覧会を開いてくれないかな。
京都国立博物館
住所:京都市東山区茶屋町527 TEL:075-525-24738(テレホンサービス)
開館時間:9時半~18時(金曜は20時まで。入館は各30分前まで) 休館日:月曜(月曜が休日の場合は、翌火曜日休館)
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