映画 「RED」

少し前になりますが、映画「RED」('11年1本目)を観てきました。
この映画、面白い!
「RED」とは、「Retired(引退した)」、「Extremely(超)」、「Dangerous(危険人物)」の略です。
あらすじは、元CIAの凄腕エージェントのフランク(ブルース・ウイルス)は、引退して年金生活者として静かに生活を送っていました。
彼は、年金係のサラに電話だけの付き合いなのですが片思いをしており、彼女との電話が唯一の楽しみ。
そんな時、フランクの家にいきなり襲撃者が現れ、フランクはこれを難なく撃退したのですが、襲撃者が現CIAらしく感じ、サラに危害が及ぶと考えサラに会いに行きます。
いきなり現れたフランクにサラは仰天しますが、そこに新手の襲撃者が現れ、フランクはサラを誘拐まがいに強引に連れ出し、襲撃者が誰か?何の目的で自分を襲うのかを調べるため、かつての上司ジョー(モーガン・フリーマン)を訪れます。
調べた結果、襲ってきたのはやはりCIA。
ですが、目的はまだわかりません。
更に調べると、フランク他9名の名前が書かれた暗殺リストを発見。
フランクの同僚であり、ライバルのマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)などかつての仲間を集め、自分たちに降ってくるを火の粉を払いに行くというお話です。
「超危険な年金受給者たち」、上手いタイトルをつけたものです(笑)。
敵に回したら、アブナイ、アブナイ(笑)。

ブルース・ウイルスの抑え目のアクションがカッコイイ~

とくにCMにもなっている、1回転する車から降りてピストルで撃つシーンは、クールでスムーズな動作にカッコイイー!!と心の中で叫んでしまいました(笑)
モーガン・フリーマンは、今回はちょっと呆気なかったです。
もう少し活躍して欲しかったな。
ヘレン・ミレンは、熱いパッションと冷静な判断力を持って、後方援護を担当していました。
女スパイの悲喜を、短い会話やカットから表現しており、さすがはオスカー俳優、貫禄の演技でした。
その他にも、ブライアン・コックス、リチャード・ドレイファスなど名優がいっぱい。
でも、今回ブルース・ウイルスと同じぐらいよかったのは、マーヴィン役のジョン・マルコヴィッチ。
はじめは、イカレたおじさん風だったのですが、マーヴィンの勘はことごとく当たります。
射撃の腕も超一流で、若い者にはまだまだ負けてないという自信が漲り、現CIAの女性と一対一の射撃で勝ってましたからね。
相手の女性の武器は、バズーカーだったような(笑)。
フランクが圧倒的な自己の強さが武器なら、マーヴィンは危機予知能力が優れていたため長年CIAで活躍できたというところでしょうか。
かっこよかったです

引退したスパイが命を狙われて返り討ちにするという内容は、今までにもあったようなお話なのですが(昨年見た「キス&キル」も同じような設定)、主人公たちを年配にしたおかげで、ちょっと目先が変わって面白かったです。
直接的に声高に高齢者や年金受給者を侮るなというより、高齢者や年金受給者も活躍の場があればまだまだ働けるのではないか、いえ、すごい技術を持った大ベテランを隠居させるのはもったいないと思える映画でした。
スカッとする娯楽映画で、面白かったですよ

ところで、このブログも今年の2月6日で1年を迎えました。
これも見に来てくださる皆様のおかげだと思っています。
ありがとうございます。
頑張って毎日更新を続けてきましたが、最近ちょっと忙しく、その忙しさはしばらく続きそうです。
なにぶん遅筆なもので睡眠時間を削って書いており、体力的に毎日更新は難しくなってきました。
ここは無理せず、書ける時に書いた方がブログ自体を長く続けれるかと思いますので、これからは休み休み書いていこうと思います。
一応、ブログはまだ続ける気でいますので、また時々にでも遊びに来ていただければ幸いです。
毎日更新をもし楽しみにしてくださっている方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
高齢者も頑張っているという映画の感想を書いたばかりなのに、毎日は書けませんということになりお恥かしいのですが、この映画を観たのは1週間ぐらい前なので、もう映画の影響力は抜けてしまいました(笑)。
こんなブログですが、これからもよろしくお願い致します。
RED 2010年 アメリカ ディズニー ロベルト・シュベンケ監督 111分
技術を持ってる人ってカッコイイと思った、Ms.れでぃの勝手な映画採点:78点
スポンサーサイト