ガレット・デ・ロワ

フランスでは、1月6日(公現祭)に皆で食べるというガレット・デ・ロワというお菓子が、私のお気に入りの焼き菓子屋さんで売っていました。
ガレット・デ・ロワは、パイの中にアーモンドクリームを詰めたものが一般的だそうですが、お店によってはチョコクリームだったり、何も詰めずにパイだけだったり、ブリオッシュのものだったりするそうです。
仏教徒の私は、公現祭なんて全く関係ないのですが、この時期のイチオシのお菓子だと聞けば買わないわけにはいきません(笑)。
本当は大きなパイを皆で切り分けて食べるそうですが、2人分のハーフサイズのものを購入しました。

このお店のガレット・デ・ロワは、パイ生地にアーモンドクリームが詰まっています。
食べてみると、
おいし~!!
ここのパイやタルトは、いつもものすごくおいしいのですが、今回のパイ生地は高千穂バターを使い、アーモンドクリームはスペインとシシリー産のアーモンドプードルを使っているそうで、いつものパイより更にバターが効いていておいしかったです。
クリームも甘さ控えめなのですがコクがありますので、パイ生地とよく合っています。
シンプルなお菓子ですので、素材に良いものを使われるとストレートにおいしさが伝わりますね~。
大きなガレット・デ・ロワの中には、「フェーブ」と呼ばれる小さな陶器の人形が入っているそうですが、今回のお菓子は小さかったので、人形の代わりにアーモンドが入ってました。
切り分けたところにフェーブが入っていたら、その年1年間は幸運が継続するそうです。

こちらは同じ店で買ったプラリネショコラです。
イタリア産のオーガニックアーモンドに、しっかり焦がしたキャラメルをまとわせ、チョコレートでコーティングしココアをまぶしてあるそうです。
これも、めっちゃおいしい!!! ビターチョコなので、甘さが少なく大人の味です。
ちょっとクセになりそうなおいしさです。

ガレット・デ・ロワを切り分けると、片方にはアーモンドが入っているのですが、もう片方
にはこのプラリネショコラを1粒入れておきました(笑)。
これで2人とも幸運になれるでしょう

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