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京都 曼殊院門跡('10.11.30 Tue)

 12月の半ばになっていますので、もう紅葉の季節も終わってしまったのですが、11/30に京都に紅葉狩りに行きましたので、紹介させていただきますね。

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 行ってきたのは、曼殊院門跡です。
 この日はレンタサイクルを借りて行ったのですが、バスだと京都市バス「一乗寺清水町」で下車し、そこから東に約20分ぐらい歩くと着きます。
 
 なだらかな坂を上っていくのでちょっとしんどいですが、のどかな風景を見ながら歩くのは気持ちいいです(坂がしんどくて、自転車を押していったのです。笑)。

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 こちらは勅使門で、この門からは入れません。
 門前の紅葉はもう終わりかけですね。

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 入口は、北の通用門から入ります(入館料600円)。

 曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)は、もとは伝教大師が比叡山に鎮護国家の道場として創建したのが始まりとされています。
 その後、947年に住職の是算国師が西塔北谷に移り東尾坊と称したのですが、平安後期に曼殊院に改め、現在の地に1656年に移ったそうです。
 御本尊は阿弥陀如来さま、宗派は天台宗です。
 竹内門跡と呼ばれる門跡寺院で、天台五門跡の1つ数えられているそうです。

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 受付を済ませると、庫裏から入るのですが、この庫裏は重文です。
 「媚竈(びそう)」と書いてあるのですが、この地に移した御水尾天皇の甥、良尚法親王の筆だそうです。

 この良尚法親王、建物の中に絵や書が飾ってあったのですが、どれも目を惹くすばらしさで、芸術に秀でたかなりの文化人ではないかと思いました。
 すごいです。

manshuin5.jpg manshuin6.jpg  
 入口のところには、菊や紅葉がありきれいでした。

 大玄関のところには、虎の間や竹の間、孔雀の間などがあるのですが、虎は狩野永徳筆だそうですが、目を惹いたのは、岸駒筆の孔雀です。
 色は褪せ気味ですが、迫力のある孔雀が写実的に描かれています。
 とくに羽を広げた孔雀は、思わず感嘆の声を上げてしまいました。
  
 大書院(本堂)は、江戸時代の初期の書院建築で、奥の仏間には御本尊の阿弥陀如来さまが安置されています。
 引手などは、瓢箪、扇など意匠が凝らしてあるのですよ。
 
 滝の間、十雪の間の襖絵は、狩野探幽筆だそうです。
 ちょっと劣化が進んでました。

 十雪の間には、おみくじの創始者、慈恵大師(良源、元三大師)の木像(重文)があり、この木造の前でおみくじを引くこともできたので引いてみました。
 私も夫も「吉」でしたが、2人ともめっちゃ良い内容だったので、来年は良い年になりそうです
 小書院は、大書院と同時期の建築で寄棟造、杮(こけら)葺きの建物です。
 富士の間や黄昏の間があるのですが、欄間や釘隠しなど凝ってましたよ。
 黄昏の間の棚は、10種類の寄木で作られているんですって。
 手が込んでますね。

 場所はどこだったか忘れましたが、三井寺の黄不動さまを元にして作られた、絹本著色不動明王像(黄不動)や、 古今和歌集(曼殊院本)も展示されてました。
 どちらも模写だったと思いますが、それでも良かったです。

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 ここは庭園もすごくいいのです。
 季節によって見所が変わりますが、いつ行っても美しいと思いますよ。
 紅葉派はもう終わりかけだったので、ちょっと残念でしたが、枯山水のお庭を眺めるだけで、心が落ち着きました

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 紅葉の季節は、さすがに人が多くてなかなかゆっくりできませんが、書画もお庭も楽しめるお寺です。
 ちょっと遠いですが、それでも行って良かったです

曼殊院門跡 
 住所:京都市左京区一乗寺竹之内町42 TEL:075-781-5010
 拝観時間:9時~17時(受付16時半まで)
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