咲くやこの花館 ゴーヤ収穫体験('10.9.23 Thu)

話は少し前後しますが、9/23の秋分の日に鶴見緑地内にある咲くやこの花館(入館料500円)に行ってきました。
ゴーヤ収穫体験をさせてもらえると聞き、事前申し込みをしていたのです。
「役立つ植物広場」にゴーヤが植えられています。
まず最初に、職員の方より植物についてのお話を聞きます。
植物のおかげで生物は生きているといっても過言ではないので、植物に対して感謝の気持ちを持って欲しいというお話でした。
全くそのとおりですね。


ゴーヤだけでなく食用の植物などがいろいろ栽培されており、職員の方について説明を受けながら周って行きます。
いろんなものが栽培されていたのですが、こちらは落花生です。
落花生は根の方についています。
土の中ではあまりわからないので、1本だけ抜いてみせてくれました。
まだ未成熟ですが、ちゃんと落花生の形をしていますよ。

こちらはタデアイです。可憐な白い花が咲いてました。
このタデアイから藍染などの青色の染料が取れます。
初期の浮世絵などの青色はこの植物から取れるのですが、絵の具として青色を採取するのにどれだけの葉っぱや茎が必要なのかと思うと、浮世絵などの青色染料は貴重だったというのがよくわかりました。

いよいよゴーヤ収穫です。
本来ゴーヤは夏のものなので、もう少し早い時期が良いみたいなのですが、このシルバーウィークにあわせるように種蒔きを遅くしているので、まだきれいな実がなっています。
でも、もう既に熟れて黄色くなっているものもありました。
ゴーヤ収穫は事前申し込み制なので、あらかじめゴーヤに番号が付けてあり、割り当てられた番号のゴーヤをはさみで切って収穫します。
1人2本くれました。


立派なゴーヤです。
顔はぼかしてありますが、実は2人ともめっちゃうれしそうな顔してます(笑)。

ゴーヤの花は黄色ですごくかわいいんですよ

これは雄花です。
雌花の写真はないのですが、雌花にはもうゴーヤの実の形が花の中にできているのです。
すごいですね。


ゴーヤ収穫の後、もう一度広場を見に行きました。
こちらは世界で一番辛いと言われているブード・ジョロキア(写真左)とハバネロ(写真右)です。
ほんの少しだけ、職員の方がみじん切りにしてくれたジョロキアをいただきました。
噛むことはもちろんできません(笑)。
口の中に入れているだけで辛いです。
そのまま飲み込むとお腹の中がなんか熱くなりました。
これ、みじん切りにするのは大変だったと思います。

これはジョロキアかハバネロの花です。
どっちかは忘れました。すみません~。
どちらにしろすごい辛さの実のわりには、白くかわいい花です。

職員の方が特別にハバネロの実をくださいました。
色鮮やかでかわいいですね

料理する時は、必ず換気をして手袋をしてめがねをかけるようにとのことです。
かわいい姿なのに危険物みたいです(笑)。
ゴーヤやハバネロなど、秋の大収穫でした。
植物に感謝していただくことにします。
ありがとうございました~

注:館内の植物は、許可なく採ることはもちろん、触ることも禁じられています。
咲くやこの花館
住所:大阪市鶴見区緑地公園2-163 TEL:06-6912-0055
開館時間:10時~17時(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
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