兵庫県立美術館 「水木しげる・妖怪図鑑」展('10.9.18 Sat)
昨日(9/23)から急に寒くなって、一気に秋という感じになってきましたね。
こんなに急に気温が変化すると、体がついていかないじゃないですか、ねぇ?
皆さんも体調を崩されませんよう、ご自愛くださいね。

さて、昼間はいっぱいだろうと考えて、夕方からやってきたのは兵庫県立美術館で開催されている「水木しげる・妖怪図鑑」展('10.7.31~10.3まで。観覧料1300円)です。

看板が気分を盛り上げてくれます
やけにリアルな河童ですね。
中に入ってから知ったのですが、河童も仲間がいろいろいるんですね。
ちなみにこちらは「川太郎」だそうです。

自動ドアにも鬼太郎たちがいます。
「うわぁ、中はすごい!」と言っているのでしょうか(笑)。

この展覧会は、水木しげるの絵による日本各地の妖怪紹介です。
水木しげるの妖怪画の原画は、1000点以上あるんですって
今回はその中から88点を選んで展示されています。
知っている妖怪もいれば、知らない妖怪もいます。
といっても、やはり昔から鬼太郎をアニメで見てきたので、名前までは知らなくても名前を聞いたことがあるとか、見た覚えがある妖怪が多かったですけどね
どこの地方によく出現するか、どんな特徴があるかなどが、細かく描かれた美しい原画と共に妖怪の解説がされており、文字通り妖怪図鑑です。
「耳なし芳一」もあり、耳なし芳一って妖怪だったの!?と思ってしまいました(笑)。
妖怪図鑑の次は、「鬼太郎の秘密」コーナーです。
実は、昔は鬼太郎は不良だった!?というような秘密も暴露されています(笑)。
目玉のおやじさんの元の顔もでていましたよ。
ハンサムだったかって?
それは、ノーコメントです(笑)。
鬼太郎のお母さんもいました。
鬼太郎に似ていたかって?
それもノーコメントです(笑)。
興味のある方は、美術館で見てみてくださいね
次のコーナーは、日本画や浮世絵を中心とした妖怪画の紹介です。
伊藤若冲、鳥山石燕、葛飾北斎、歌川国芳、落合芳幾、河鍋暁斎、月岡芳年など怪(あやかし)系を描かせると抜群の大御所の作品がズラリと並んでいます
。
芳幾の「百鬼夜行 相馬内裏」は、影絵のような妖怪の中で両端の人間2人だけが艶やかな色で美しく、面白い絵でした。
怖いのは妖怪ですかね?それとも人間?
暁斎の「幽霊図」は、幽霊の見開いた目に感情がなく、怖さを増幅させています。
夏にぴったりの1枚ですね。
芳年の「石見重太郎兼亮」は紙3枚を完全につなげて、大きな画面を作っていて迫力があります。
鳥山石燕の「画図百鬼夜行」や「今昔百鬼拾遺」は、京極夏彦氏の所蔵品だそうです。
さすが、百鬼夜行シリーズの小説を書かれているだけあり、ちゃんと持ってられるのですね。
図録はA5版のコンパクトなサイズで2400円です。
A5版で2400円はちょっと高いなと思ったので私は買いませんでしたが、京極夏彦のエッセイも載っているみたいですよ。
展覧会を出ると、お化け屋敷のような「ゲゲゲの森の大冒険」コーナーもありました。
実はこういうの好きなんですよ(笑)。
ぬりかべと写真を撮りたかったな~。
1階の部分には一反もめんがいて、こちらとは一緒に写真を撮ったのですが、その写真はちょっと恥かしいのでカットさせてもらいます(笑)。
今年の8月末に阪神百貨店で開かれた「ゲゲゲ展」(その時の記事はこちら)は、水木しげるの「漫画」を中心にした展覧会でしたが、今回は「妖怪」の紹介を中心に据えた展覧会になっていました。
この2つの展覧会両方を観ることにより、水木しげるの仕事の全貌がわかるようになっています。
水木しげるの画業60周年にふさわしい展覧会だったと思います。
面白かったです
。
兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇坂海岸通1-1-1 TEL:078-262-0901
開館時間:10時~18時(特別展会期中の金曜、土曜は10時~20時まで。入場は閉館の各30分前まで) 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日の火曜)、年末年始(12月31日~1月1日)、メンテナンス休館
こんなに急に気温が変化すると、体がついていかないじゃないですか、ねぇ?
皆さんも体調を崩されませんよう、ご自愛くださいね。

さて、昼間はいっぱいだろうと考えて、夕方からやってきたのは兵庫県立美術館で開催されている「水木しげる・妖怪図鑑」展('10.7.31~10.3まで。観覧料1300円)です。


看板が気分を盛り上げてくれます

やけにリアルな河童ですね。
中に入ってから知ったのですが、河童も仲間がいろいろいるんですね。
ちなみにこちらは「川太郎」だそうです。

自動ドアにも鬼太郎たちがいます。
「うわぁ、中はすごい!」と言っているのでしょうか(笑)。


この展覧会は、水木しげるの絵による日本各地の妖怪紹介です。
水木しげるの妖怪画の原画は、1000点以上あるんですって

今回はその中から88点を選んで展示されています。
知っている妖怪もいれば、知らない妖怪もいます。
といっても、やはり昔から鬼太郎をアニメで見てきたので、名前までは知らなくても名前を聞いたことがあるとか、見た覚えがある妖怪が多かったですけどね

どこの地方によく出現するか、どんな特徴があるかなどが、細かく描かれた美しい原画と共に妖怪の解説がされており、文字通り妖怪図鑑です。
「耳なし芳一」もあり、耳なし芳一って妖怪だったの!?と思ってしまいました(笑)。
妖怪図鑑の次は、「鬼太郎の秘密」コーナーです。
実は、昔は鬼太郎は不良だった!?というような秘密も暴露されています(笑)。
目玉のおやじさんの元の顔もでていましたよ。
ハンサムだったかって?
それは、ノーコメントです(笑)。
鬼太郎のお母さんもいました。
鬼太郎に似ていたかって?
それもノーコメントです(笑)。
興味のある方は、美術館で見てみてくださいね

次のコーナーは、日本画や浮世絵を中心とした妖怪画の紹介です。
伊藤若冲、鳥山石燕、葛飾北斎、歌川国芳、落合芳幾、河鍋暁斎、月岡芳年など怪(あやかし)系を描かせると抜群の大御所の作品がズラリと並んでいます

芳幾の「百鬼夜行 相馬内裏」は、影絵のような妖怪の中で両端の人間2人だけが艶やかな色で美しく、面白い絵でした。
怖いのは妖怪ですかね?それとも人間?
暁斎の「幽霊図」は、幽霊の見開いた目に感情がなく、怖さを増幅させています。
夏にぴったりの1枚ですね。
芳年の「石見重太郎兼亮」は紙3枚を完全につなげて、大きな画面を作っていて迫力があります。
鳥山石燕の「画図百鬼夜行」や「今昔百鬼拾遺」は、京極夏彦氏の所蔵品だそうです。
さすが、百鬼夜行シリーズの小説を書かれているだけあり、ちゃんと持ってられるのですね。
図録はA5版のコンパクトなサイズで2400円です。
A5版で2400円はちょっと高いなと思ったので私は買いませんでしたが、京極夏彦のエッセイも載っているみたいですよ。
展覧会を出ると、お化け屋敷のような「ゲゲゲの森の大冒険」コーナーもありました。
実はこういうの好きなんですよ(笑)。
ぬりかべと写真を撮りたかったな~。
1階の部分には一反もめんがいて、こちらとは一緒に写真を撮ったのですが、その写真はちょっと恥かしいのでカットさせてもらいます(笑)。
今年の8月末に阪神百貨店で開かれた「ゲゲゲ展」(その時の記事はこちら)は、水木しげるの「漫画」を中心にした展覧会でしたが、今回は「妖怪」の紹介を中心に据えた展覧会になっていました。
この2つの展覧会両方を観ることにより、水木しげるの仕事の全貌がわかるようになっています。
水木しげるの画業60周年にふさわしい展覧会だったと思います。
面白かったです

兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇坂海岸通1-1-1 TEL:078-262-0901
開館時間:10時~18時(特別展会期中の金曜、土曜は10時~20時まで。入場は閉館の各30分前まで) 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日の火曜)、年末年始(12月31日~1月1日)、メンテナンス休館
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