尼崎市総合文化センター 「美術の中の動物たち」展('10.8.20 Fri)
世間がお盆休みだった頃、ずっと仕事だったため、お休みを取って美術館巡りに行ってきました。

まず最初に出掛けたのは、尼崎市総合文化センター美術ホールで開催されていた「美術の中の動物たち Animals in Contemporary Art」展('10.7.24~8.29まで。入館料600円)です。

この日は、尼崎市総合文化センター開館35周年記念のイベント日だったみたいで、はばタンも来ていました。
はばタンは子どもたちの人気者です
。
私たちは知らずに来たのですが、このイベントのおかげでこの日展覧会は無料でした。

さて、展覧会の内容ですが、動物たちが描かれた絵の展覧会だと思っていたのですが、実際は動物たちを題材にした5人のアーティストによる現代アートの展覧会でした。
現代アートといっても、ネガティブな感じのする暗いものではなく、なんとなく明るい感じで、そこはかとなく面白い展覧会でした
。
まず最初の展示は、池永慶一氏の象などの写真を拡大したりした写真中心の作品でした。
面白かったのは、「今年の夏、私は象になった。あなたは象にならなかったか。」という言葉です。
写真だけでなく、象についてのレポートまでありました。
象にとっては、あまりうれしくない内容でしたが(苦笑)。
象の他に、ゴリラの写真などが展示されてたので、この人は今年は象になったけど、前はゴリラになったこともあるのかな?と思ってしまいました(笑)。
この他に、らくだの分布情報など配布資料も多かったですよ
。
次は、名和晃平氏の作品です。
骨組みに泡状にした樹脂を塗りつけて動物を表現した作品です
。
樹脂なのになんとなくもこもこした感じに仕上がっていて面白いですが、虎は一瞥では判別できませんでした(笑)。
小野養豚ん氏の作品は、お名前のとおり、リアルな豚さんのオンパレードです
。
ご実家が養豚場を営んでおられ、豚さんに慣れ親しんでられることから豚さんをモチーフにして作品作りをされているみたいです。
小野氏の豚さんの表情は、かわいいというものではありませんが、かわいくないというものでもないところが小野氏と豚との距離感を表しているのかなと思いました。
植松琢磨氏の作品は、地面に白いシートを置きその周辺に白いバラを飾り、その白い空間に白の立体動物を配置しています。
なぜか動物の頭の上からエクトプラズムみたいなものがせりでており(笑)、ファンシーなのか、そうでないのかわからないような不思議な作品です。
絵の展示もあったのですが、そちらは動物の体にきれいなパステル調の花を描いたかわいい絵でした
。
階をおりると、床いっぱいに何やらいろんな物がごちゃごちゃと無造作に置かれています
。
淀川テクニック氏のコーナーです。
淀川に落ちていたゴミや漂流物で作品を作られているみたいで、床に置かれたものは淀川からの落し物で、展覧会を見に来た人たちもこれらを使って自由に何かを作っていいよとのことだったみたいです。
子どもたちが、けっこう遊んでいました
。
本人さんたちのアートも展示されていたのですが、大きな魚や皮(フェイクを含む)製品で作ったバイクなど、なかなか面白かったです。
似たような素材を集めて作っているので、アルチンボルドの立体版みたいな感じでしょうか(笑)。
どれも個性があり、深く観れば毒もそこそこ含んでいるのかもしれませんが、ネガティブな気分にさせられるほどではなく、子どもと一緒に楽しむこともできる展覧会だと思います。
なかなか面白かったです
。
尼崎市総合文化センター
住所:尼崎市昭和通2-7-16 TEL:06-6487-0806
開館時間:10時~17時(金・土は18時まで。入館は各30分前まで) 休館日:火曜


まず最初に出掛けたのは、尼崎市総合文化センター美術ホールで開催されていた「美術の中の動物たち Animals in Contemporary Art」展('10.7.24~8.29まで。入館料600円)です。

この日は、尼崎市総合文化センター開館35周年記念のイベント日だったみたいで、はばタンも来ていました。
はばタンは子どもたちの人気者です

私たちは知らずに来たのですが、このイベントのおかげでこの日展覧会は無料でした。


さて、展覧会の内容ですが、動物たちが描かれた絵の展覧会だと思っていたのですが、実際は動物たちを題材にした5人のアーティストによる現代アートの展覧会でした。
現代アートといっても、ネガティブな感じのする暗いものではなく、なんとなく明るい感じで、そこはかとなく面白い展覧会でした

まず最初の展示は、池永慶一氏の象などの写真を拡大したりした写真中心の作品でした。
面白かったのは、「今年の夏、私は象になった。あなたは象にならなかったか。」という言葉です。
写真だけでなく、象についてのレポートまでありました。
象にとっては、あまりうれしくない内容でしたが(苦笑)。
象の他に、ゴリラの写真などが展示されてたので、この人は今年は象になったけど、前はゴリラになったこともあるのかな?と思ってしまいました(笑)。
この他に、らくだの分布情報など配布資料も多かったですよ

次は、名和晃平氏の作品です。
骨組みに泡状にした樹脂を塗りつけて動物を表現した作品です

樹脂なのになんとなくもこもこした感じに仕上がっていて面白いですが、虎は一瞥では判別できませんでした(笑)。
小野養豚ん氏の作品は、お名前のとおり、リアルな豚さんのオンパレードです

ご実家が養豚場を営んでおられ、豚さんに慣れ親しんでられることから豚さんをモチーフにして作品作りをされているみたいです。
小野氏の豚さんの表情は、かわいいというものではありませんが、かわいくないというものでもないところが小野氏と豚との距離感を表しているのかなと思いました。
植松琢磨氏の作品は、地面に白いシートを置きその周辺に白いバラを飾り、その白い空間に白の立体動物を配置しています。
なぜか動物の頭の上からエクトプラズムみたいなものがせりでており(笑)、ファンシーなのか、そうでないのかわからないような不思議な作品です。
絵の展示もあったのですが、そちらは動物の体にきれいなパステル調の花を描いたかわいい絵でした

階をおりると、床いっぱいに何やらいろんな物がごちゃごちゃと無造作に置かれています

淀川テクニック氏のコーナーです。
淀川に落ちていたゴミや漂流物で作品を作られているみたいで、床に置かれたものは淀川からの落し物で、展覧会を見に来た人たちもこれらを使って自由に何かを作っていいよとのことだったみたいです。
子どもたちが、けっこう遊んでいました

本人さんたちのアートも展示されていたのですが、大きな魚や皮(フェイクを含む)製品で作ったバイクなど、なかなか面白かったです。
似たような素材を集めて作っているので、アルチンボルドの立体版みたいな感じでしょうか(笑)。
どれも個性があり、深く観れば毒もそこそこ含んでいるのかもしれませんが、ネガティブな気分にさせられるほどではなく、子どもと一緒に楽しむこともできる展覧会だと思います。
なかなか面白かったです

尼崎市総合文化センター
住所:尼崎市昭和通2-7-16 TEL:06-6487-0806
開館時間:10時~17時(金・土は18時まで。入館は各30分前まで) 休館日:火曜
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