竹生島・長浜散策④ 長浜八幡宮と舎那院('10.5.30 Sun)

長浜のメインストリートで買い食いなどをしてぶらぶらした後、長浜八幡宮に行きました。


狛犬が出迎えてくれました。
こちらの狛犬は、足がスッと細くてかっこいいですね


長浜は曳山(ひきやま)祭りで有名ですが、この神社の近くに山車を保存している倉がありましたよ。


拝殿・本殿の手前にもう一対の狛犬がありました。
こちらの狛犬はなかなかどっしりしていますが、お顔に愛嬌があり、かわいかったです


そして、こちらが拝殿です。
こちらの神社は、平安時代後期に京都の石清水八幡宮を勧請して創建されたそうですが、戦国時代に兵火にみまわれ、その社殿のほとんどが焼失したそうです。
それを羽柴(後の豊臣)秀吉が長浜城主になったとき、社殿の修理造営をして、再興に努めたそうです。
ご祭神は、東御前-足仲彦尊(仲哀天皇)、中御前-誉田別尊(応神天皇)、西御前-息長足姫尊(神功天皇)です。
摂社で、武内宿禰を祭った高良神社を含め、健康長寿・ぼけ封じのお宮さんだそうです。
この神社の本殿は、八幡宮としては珍しい神明造りの本殿だそうですが、なぜか写真を撮り忘れました



「縁(えにし)の松」です。
黒松と赤松がお互い支えあうようにして成長したご神木だそうです。
くぐると幸せになるそうですよ

ここにも、竹生島にあった都久夫須麻神社がありましたよ。
この八幡さんは、境内が広々としていて、小学生たちも安心して遊んでいました。
穏やかな気持ちになれる気持ちの良い神社でした


この八幡さんにすぐ隣接して、お寺がありました。
真言宗豊山派の寺院、「舎那院(しゃないん)」です。
位置的なものからもわかるように、明治の神仏分離になるまで、長浜八幡宮と一体化していたお寺のようです。

こちらの本堂には、重要文化財の愛染明王さまと阿弥陀如来さまがいらっしゃいました。
もちろん、特別拝観などではなかったので、外からお参りさせていただくだけですが、拝観料も取られず拝観させていただき、有難かったです。
こういうお寺はうれしいですから、こちらからお賽銭をあげてしまいますよね

信仰や宗教というのは、強制されるのではなく自発的に発生するこころによるものですから、有難いと思えば自然とお賽銭もいれますが、強制的に多額の拝観料をとられれば(拝観料+内陣拝観料のところとか)、仏様を「鑑賞」の対象にしてしまうことにもなりかねないと思います。
仏様に敬意を払わないと、お寺さんが怒っているという話を聞きますが、それはお寺さんの態度にも問題があるのではないかと思いますけどね。
ちょっと話がそれてしまってスミマセン。


護摩堂です。
室町時代のものだそうです。
がっしりした木造ですね。

こちらの鐘楼堂も室町時代のものではないかといわれているそうです。
はっきり見えませんが、彫刻がきれいです。

このお寺は、芙蓉で有名だそうですが、この時はマーガレットがきれいに咲いていました。
緑や花がきれいで、優しい気分になれる、落ち着いた良いお寺でした

芙蓉の季節にも一度来てみたいな

今回の竹生島・長浜の旅は、これで終わりです。
長浜ではちょっと時間がなく、あまり周れませんでしたが、まだ行きたいとこもありますので、また来たいと思います。
その時は、またお付き合いくださいね

長浜八幡宮
住所:滋賀県長浜市宮前町13-55 TEL:0749-62-0481
舎那院
住所:滋賀県長浜市宮前町13-45 TEL:0749-62-3298
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