竹生島・長浜散策① 宝厳寺('10.5.30 Sun)
竹生島にある宝厳寺の千手千眼観音さまの御開帳の最終日が5月30日でした。
もっと早くに行きたかったのですが、ちょっと忙しく、最終日にやっと行くことができました。
御開帳はもう終わってしまったのですが、とても良かったので紹介しておきますね。

竹生島には、数通りの行き方があるのですが、私たちは大阪駅からJRで近江今津駅まで行き、近江今津駅から徒歩5分ぐらいの今津港から琵琶湖汽船の竹生島クルーズに乗って、竹生島に行きました。
私たちは、帰りは長浜に行ったので、今津→竹生島→長浜の琵琶湖横断航路で、値段は2750円です。
値段は、コースによって変りますから、詳しくは琵琶湖汽船のHPで確認してくださいね。

この日は、良いお天気で、船からの琵琶湖の景色も良かったです。
竹生島が見えてきました。
この島には、鳥が多いというのは有名でしたが、島の裏側には鳥がいっぱいいてました。
島の上の方に建物が見えます。
あれを上るのですね。階段がきつそうです(笑)。
入島料400円を払って、竹生島に入らせてもらいます。
竹生島には、宝厳寺(ほうごんじ)と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があります。
どちらにも行ったのですが、まずは宝厳寺の方から紹介しますね。
宝厳寺は、真言宗豊山派の寺院で、ご本尊は弁才天で、観音堂のご本尊は千手千眼観音です。
お寺の縁起は、聖武天皇が天照皇大神から「琵琶湖に小島があり、そこは弁才天降臨の地で、そこに堂塔伽藍を建てて祭れば、国家泰平五穀豊穣になる」というご神託を受け、僧行基に作らせたお寺だそうです。
行基は、自分で弁才天像を彫刻しご本尊とし、次に行基の等身大の千手千眼観音像を安置したそうです。
以来、このお寺は弁才天さまと千手千眼観音さまの信仰の島として栄えたそうです。

こちらが、弁才天さまを祭っている本殿です。
お参りさせていただきました。
ご本尊の弁天さまはよく見えませんでしたが、氏子の浅井家が寄進した大きな弁才天さまがいらっしゃいましたよ。

次は唐門と観音堂です。
この日は、観音さまの御開帳の最終日で、12時までだということをすっかり忘れていたので、急いで観音堂に向かいました。
唐門、渡廊、観音堂、弁才天社(現・都久夫須麻神社本殿)は、火事で消失したのですが、豊臣秀頼が片桐且元に命じて復興したものだそうです。
中でも、唐門と都久夫須麻神社本殿は、豊国廟からの移築寄進されたとするもので、唐門は国宝です。
門の飾りの彫刻が豪華でした。

船廊下は、観音堂から都久夫須麻神社に続く渡り廊下で、秀吉の船を移築したもので重要文化財です。
観音さまにお参りする人の行列がここにできています。
廊下の天井が、船を逆さにひっくりかえした底になります。
大きな船だったことがわかりますね。

外から見ると、渡り廊下が「崖造り」だということがよくわかります。
京都の清水寺の舞台みたいです。
唐門と観音堂が引っ付いているのもよくわかりますね。
30分ぐらい待って、ようやく観音さまにお参りすることができました。
並んでいるうちに、12時が過ぎてしまったのですが、お寺さんのご好意なんでしょうね。
かなり時間が過ぎても拝観させていただけました。
本当に有難かったです。
60年に一度御開帳される秘仏なので、当然写真は禁止でしたが、全長150cmぐらいの威厳のある、それでいて大らかさも感じる、力強い千手千眼観音さまでした。
お会いして、安心感が湧きました。
来て良かったと思いました。
観音さまと御結縁させていただいた後、再度上がって、まだ新しく美しい三重塔、片桐且元が植えたとされる樹齢400年のもちの木を見て、近くの宝物殿に入りました。
宝物殿の入館料は300円です。
そんなに大きな宝物殿ではありませんが、お不動さんの像や、弁才天さんの像、空海請来目録など、いろいろあって興味深かったです。

上から見る琵琶湖の景色も良かったです。
観音さまの次の御開帳は27年後だそうです。
通常は60年に一度なので、今回見逃した人もまだチャンスがありますよ。
とっても良い仏さまでしたので、次回に是非お参りされてはいかがでしょう。
良かったですよ。
宝厳寺
住所:滋賀県長浜市早崎町1664
もっと早くに行きたかったのですが、ちょっと忙しく、最終日にやっと行くことができました。
御開帳はもう終わってしまったのですが、とても良かったので紹介しておきますね。

竹生島には、数通りの行き方があるのですが、私たちは大阪駅からJRで近江今津駅まで行き、近江今津駅から徒歩5分ぐらいの今津港から琵琶湖汽船の竹生島クルーズに乗って、竹生島に行きました。
私たちは、帰りは長浜に行ったので、今津→竹生島→長浜の琵琶湖横断航路で、値段は2750円です。
値段は、コースによって変りますから、詳しくは琵琶湖汽船のHPで確認してくださいね。



この日は、良いお天気で、船からの琵琶湖の景色も良かったです。
竹生島が見えてきました。
この島には、鳥が多いというのは有名でしたが、島の裏側には鳥がいっぱいいてました。
島の上の方に建物が見えます。
あれを上るのですね。階段がきつそうです(笑)。
入島料400円を払って、竹生島に入らせてもらいます。
竹生島には、宝厳寺(ほうごんじ)と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があります。
どちらにも行ったのですが、まずは宝厳寺の方から紹介しますね。
宝厳寺は、真言宗豊山派の寺院で、ご本尊は弁才天で、観音堂のご本尊は千手千眼観音です。
お寺の縁起は、聖武天皇が天照皇大神から「琵琶湖に小島があり、そこは弁才天降臨の地で、そこに堂塔伽藍を建てて祭れば、国家泰平五穀豊穣になる」というご神託を受け、僧行基に作らせたお寺だそうです。
行基は、自分で弁才天像を彫刻しご本尊とし、次に行基の等身大の千手千眼観音像を安置したそうです。
以来、このお寺は弁才天さまと千手千眼観音さまの信仰の島として栄えたそうです。

こちらが、弁才天さまを祭っている本殿です。
お参りさせていただきました。
ご本尊の弁天さまはよく見えませんでしたが、氏子の浅井家が寄進した大きな弁才天さまがいらっしゃいましたよ。

次は唐門と観音堂です。
この日は、観音さまの御開帳の最終日で、12時までだということをすっかり忘れていたので、急いで観音堂に向かいました。
唐門、渡廊、観音堂、弁才天社(現・都久夫須麻神社本殿)は、火事で消失したのですが、豊臣秀頼が片桐且元に命じて復興したものだそうです。
中でも、唐門と都久夫須麻神社本殿は、豊国廟からの移築寄進されたとするもので、唐門は国宝です。
門の飾りの彫刻が豪華でした。

船廊下は、観音堂から都久夫須麻神社に続く渡り廊下で、秀吉の船を移築したもので重要文化財です。
観音さまにお参りする人の行列がここにできています。
廊下の天井が、船を逆さにひっくりかえした底になります。
大きな船だったことがわかりますね。


外から見ると、渡り廊下が「崖造り」だということがよくわかります。
京都の清水寺の舞台みたいです。
唐門と観音堂が引っ付いているのもよくわかりますね。
30分ぐらい待って、ようやく観音さまにお参りすることができました。
並んでいるうちに、12時が過ぎてしまったのですが、お寺さんのご好意なんでしょうね。
かなり時間が過ぎても拝観させていただけました。
本当に有難かったです。
60年に一度御開帳される秘仏なので、当然写真は禁止でしたが、全長150cmぐらいの威厳のある、それでいて大らかさも感じる、力強い千手千眼観音さまでした。
お会いして、安心感が湧きました。
来て良かったと思いました。



観音さまと御結縁させていただいた後、再度上がって、まだ新しく美しい三重塔、片桐且元が植えたとされる樹齢400年のもちの木を見て、近くの宝物殿に入りました。
宝物殿の入館料は300円です。
そんなに大きな宝物殿ではありませんが、お不動さんの像や、弁才天さんの像、空海請来目録など、いろいろあって興味深かったです。

上から見る琵琶湖の景色も良かったです。
観音さまの次の御開帳は27年後だそうです。
通常は60年に一度なので、今回見逃した人もまだチャンスがありますよ。
とっても良い仏さまでしたので、次回に是非お参りされてはいかがでしょう。
良かったですよ。
宝厳寺
住所:滋賀県長浜市早崎町1664
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