大田区立龍子記念館・龍子公園('10.2.27Sat)
板橋区立美術館の後、向かったのは大田区にある川端龍子の記念館です。
都営地下鉄「西馬込」駅から徒歩20分だそうですが、何回も坂を上り下りしているうちに、道に迷ってしまいました
。
閑静な住宅街に入り込んでしまい、「ここはどこ?」状態になって、戻るに戻れなくなったところに、親切そうな女性が現れたので、藁にも縋る思いで龍子記念館の道を尋ねると、全然違うところに迷い込んでみたいです
。
道順を教えてもらっても、あまりわかってなさそうに見えたんでしょうね、「そっち方面に用事があるから」と、かなりの距離があったのに、龍子記念館が見えるぐらい近くまで一緒に来てくださいました。
いや~、本当に助かりました
。ここまで来て、たどり着けないところでした。ありがとうございました!!

そしてこちらが、ようやくたどり着いた龍子記念館です。

現在は「癒されるとき・春」展(入館料200円)を開催していました。
中に入ってみると、びっくり!
川端龍子の大作がデーンと展示されているのです。
元々、龍子の作品は、大画面の豪快な画が多いことは知っていたのですが、記念館でこんな大作が16点も展示されているとは思ってなかったのです。
そのどれもが良い!
今回は「癒されるとき」というテーマだからか、チラシ表紙の「やすらい」をはじめ、仏教関係の作品が多く、大らかで優しみのある作品の数々に、心の中がじんわり温かくなるような気がしました。
記念館の開館日の11時、13時、15時には、記念館の前にある龍子公園内の旧宅・アトリエの案内もあります。
午前中、雨が降っていたんで、足場が悪いと見学は中止になるということだったのですが、運良く見学できることになり、ラッキー♪

職員の方の説明付きで見学してきました。


龍子は、自然な形の草木が好きだったようで、庭にはあまり手を加えてませんが、自分で設計した家の方はかなり凝っています。
戦争時、爆撃で庭に穴が開いた場所を、池にして保存したものもありました。
また、その爆撃の出来事を「爆弾散華」という絵でも表現したそうです。
一見、きれいな絵なのですが、よく見ると、花が爆撃のショックを受けてる絵だったのですね
。

窓などもオシャレです。
壁は、「龍子」にちなんで蛇のうろこの模様だそうです。
石敷きの道も龍のイメージ。
さっき見た美術館も、タツノオトシゴの形をイメージして作ったそうですよ。

犬が大好きだったとのことで、犬小屋もちゃんと残されていました
。
これらの建物を見てると、龍子はやると決めたら絶対にやる、妥協はしない、強固な意志の持ち主だったんじゃないかと思いました。
また、信仰心の篤い人だったんだなとも思いました。
1時間ぐらい案内してもらったあと、もう一度美術館に戻って見たら、もう閉館時間。
川端龍子の絵と人柄を知ることができる良い美術館でした
。
美術館を出た後、行きしな案内してくださった女性が「この坂を上がると、三島由紀夫さんの家があるんですよ」と教えてくださったので、ちょっと行ってみることにしました。
家があるといっても、わかるかなと思ったら、なんと「三島由紀夫」という表札が!
さすがに人の家の写真を撮るのは憚られたので撮りませんでしたが、図書館で「三島由紀夫の家」という写真集を借りました。

外から見えた石像は、アポロ像だったのね
。
大田区は文士などが多く集まって住んでたということですが、それは人に対して親切な土地柄だったからだろうなと思いました。
機会がありましたら、またゆっくり散策してみたいと思います。
大田区立龍子記念館
住所:東京都大田区中央4-2-1 TEL:03-3772-0680
開館時間:9時~16時半(入館16時まで) 休館日:月曜(祝日の時は翌日)、年末年始、展示替え期間
都営地下鉄「西馬込」駅から徒歩20分だそうですが、何回も坂を上り下りしているうちに、道に迷ってしまいました

閑静な住宅街に入り込んでしまい、「ここはどこ?」状態になって、戻るに戻れなくなったところに、親切そうな女性が現れたので、藁にも縋る思いで龍子記念館の道を尋ねると、全然違うところに迷い込んでみたいです

道順を教えてもらっても、あまりわかってなさそうに見えたんでしょうね、「そっち方面に用事があるから」と、かなりの距離があったのに、龍子記念館が見えるぐらい近くまで一緒に来てくださいました。
いや~、本当に助かりました


そしてこちらが、ようやくたどり着いた龍子記念館です。

現在は「癒されるとき・春」展(入館料200円)を開催していました。
中に入ってみると、びっくり!
川端龍子の大作がデーンと展示されているのです。
元々、龍子の作品は、大画面の豪快な画が多いことは知っていたのですが、記念館でこんな大作が16点も展示されているとは思ってなかったのです。
そのどれもが良い!
今回は「癒されるとき」というテーマだからか、チラシ表紙の「やすらい」をはじめ、仏教関係の作品が多く、大らかで優しみのある作品の数々に、心の中がじんわり温かくなるような気がしました。
記念館の開館日の11時、13時、15時には、記念館の前にある龍子公園内の旧宅・アトリエの案内もあります。
午前中、雨が降っていたんで、足場が悪いと見学は中止になるということだったのですが、運良く見学できることになり、ラッキー♪

職員の方の説明付きで見学してきました。


龍子は、自然な形の草木が好きだったようで、庭にはあまり手を加えてませんが、自分で設計した家の方はかなり凝っています。
戦争時、爆撃で庭に穴が開いた場所を、池にして保存したものもありました。
また、その爆撃の出来事を「爆弾散華」という絵でも表現したそうです。
一見、きれいな絵なのですが、よく見ると、花が爆撃のショックを受けてる絵だったのですね



窓などもオシャレです。
壁は、「龍子」にちなんで蛇のうろこの模様だそうです。
石敷きの道も龍のイメージ。
さっき見た美術館も、タツノオトシゴの形をイメージして作ったそうですよ。

犬が大好きだったとのことで、犬小屋もちゃんと残されていました

これらの建物を見てると、龍子はやると決めたら絶対にやる、妥協はしない、強固な意志の持ち主だったんじゃないかと思いました。
また、信仰心の篤い人だったんだなとも思いました。
1時間ぐらい案内してもらったあと、もう一度美術館に戻って見たら、もう閉館時間。
川端龍子の絵と人柄を知ることができる良い美術館でした

美術館を出た後、行きしな案内してくださった女性が「この坂を上がると、三島由紀夫さんの家があるんですよ」と教えてくださったので、ちょっと行ってみることにしました。
家があるといっても、わかるかなと思ったら、なんと「三島由紀夫」という表札が!
さすがに人の家の写真を撮るのは憚られたので撮りませんでしたが、図書館で「三島由紀夫の家」という写真集を借りました。


外から見えた石像は、アポロ像だったのね

大田区は文士などが多く集まって住んでたということですが、それは人に対して親切な土地柄だったからだろうなと思いました。
機会がありましたら、またゆっくり散策してみたいと思います。
大田区立龍子記念館
住所:東京都大田区中央4-2-1 TEL:03-3772-0680
開館時間:9時~16時半(入館16時まで) 休館日:月曜(祝日の時は翌日)、年末年始、展示替え期間
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